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【インタビュー記事】オンライン診療を導入した小鳥のセンター病院が導き出す、オンライン診療の活用方法

小鳥のセンター病院では、オンライン診療を積極的に取り入れ、飼い主と病院の双方にとってのメリットを追求しています。
今回は、池谷院長へのインタビューを通じて、オンライン診療の実情とその効果についてご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.オンライン診療導入の背景と利点
  2. 2.オンライン診療の実施数と患者の反応
  3. 3.オンライン診療の工夫と課題
  4. 4.今後の展望

オンライン診療導入の背景と利点

小鳥のセンター病院では、オンライン診療を始めた理由として、遠方の飼い主や病院への訪問が難しい飼い主のニーズに応えるためとしています。

オンライン診療の最大の利点は、飼い主の顔を見ながらコミュニケーションが取れることです。電話相談とは異なり、表情を確認しながら話すことができるため、より深い信頼関係を築くことができます。



オンライン診療の実施数と患者の反応

オンライン診療の実施数は、6~8月の間に9件で、そのうち4件が診療、5件が新規相談でした。

そして、継続して院内やホームページでのご案内、オンラインセミナーでのご案内などを行い、今では毎月4~5件程度のオンライン診療を実施しております。池谷先生は、オンライン診療が飼い主の安心材料の一つとして機能していると感じています。


特に、診察が必要かどうかをオンラインで判断できることは、飼い主にとっても大きな安心感をもたらしています。

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オンライン診療の工夫と課題

オンライン診療を円滑に進めるために、新規の方と既存の患者で対応を変えています。

新規の方には、診療を始める前に十分な時間をかけて問診を行い、飼い主の不安を解消するよう努めています。

一方で、オンライン診療にはデバイスの問題や、飼い主の操作スキルの限界といった課題があります。




今後の展望

オンライン診療が今後さらに普及し、3年後、5年後には当たり前の診療形態になると考えています。

しかし、来院診療が完全になくなるわけではなく、バランスを保ちながら両方を活用することが重要だとしています。

また、オンライン診療は動物病院ごとに適した方法で取り入れることが大切です。小鳥のセンター病院の取り組みは、ペット医療の新しい形を模索する一つのモデルケースと言えます。

オンライン診療をより進化させ、飼い主とペットに良い影響を与えられるよう、継続して取り組んでいきたいと思います。


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