オンライン診療を使った、
飼い主様の「ファン化」事例

アニマルクリニック永山公園 院長 重信隆夫氏

セゾンのペットオンライン診療を導入いただいている動物病院様の活用事例を紹介します。

今回は、飼い主様のファン化に取り組むアニマルクリニック永山公園の院長、重信先生にお話を伺いました。

 

・飼い主様にかかりつけの「ファン」になっていただくことの重要性

・飼い主様をファンにする上で大切なこと

・オンライン診療で飼い主様をファンにするコツ

Q

貴院の特徴を教えてください。

 東洋医学と西洋医学を統合しているところが我々の特徴です。

 私は11年前まで公務員として仕事をしていました。友人から誘われ東洋医学の勉強をし始めたことがきっかけで、公務員から動物病院の院長になりました。

そのため動物病院を始めたころから、我々は東洋医学を取り入れています。東洋医学と西洋医学を統合した「統合獣医療」が受け入れられ、現在では遠方から泊まりがけで受診に来られる飼い主様もいらっしゃいます。

 

Q 動物病院が飼い主様をファンにすることはどのくらい重要ですか?

 これからの病院運営において、飼い主様との良好な関係を築くことは非常に重要と考えています。

特に、飼い主様と初めてお会いする初診が一番肝心だと考えています。我々は初診の際に、飼い主様と信頼関係を築き、再受診や継続利用をしていただけるようにコミュニケーションを心がけています。

ありがたいことに、当院ではほとんどの飼い主様に継続的に利用をしていただいています。

 

Q 飼い主様をファンにする上で、大切にしていることはありますか?

わかりやすく簡単な言葉を使い、難しい言葉を使わないようにすることを大切にしています

また冷静にソフトに、優しくコミュニケーションすることも大切です。そうすることで飼い主様に余計な不安を与えず、安心していただけるのではないかと考えています。

また不安のある飼い主様に対して「その後いかがですか?」とお電話をするようにしています。お電話で話すと飼い主様が安心されて大変喜ばれますし、私が実施した治療の効果を確認することもできます。

 

Q

貴院では、同じ飼い主様がオンライン診療で複数回診療を受けているケースもあるのですが、

オンライン診療で飼い主様をファンにするコツはなんですか?

オンライン診療でもオフライン診療(対面診療)でも、飼い主様をファンにするコツは同じです。

簡単な言葉でわかりやすく話し、良い第一印象を持っていただくことです。患者である犬や猫に手で触れることができないことを除き、対面の診療もオンラインの診療も差はないと思いますし、話す内容が変わらず伝えられることは『オンライン診療の最大のメリット』だと思います。

オンライン診療では、飼い主様が自宅にいながらお話できるので、病院でお話するよりもさらにリラックスした状態でコミュニケーションが取れていると思います。

 

Q 貴院にとってオンライン診療はどのような存在ですか?

動物病院の新しい可能性として捉えています。

新規の飼い主様の獲得はもちろん、遠方に引っ越してしまった既存の飼い主様との関係性継続にもオンライン診療は効果的です。

ただ、当院のある札幌市内では、オンライン診療に取り組んでいる動物病院はまだ多くありません。

 

Q 獣医療におけるオンライン診療の今後の展望があれば教えてください。

多くの可能性があるオンライン診療ですが、まだその可能性に多くの獣医師が気づいていません。

対面診療と同じ治療はできないですが、飼い主様に安心していただくことは、オンライン診療でもできるのです。また、オンライン診療に賛同する仲間づくりを積極的にしていきたいと思います

東洋医学の普及と同様に時間はかかるでしょうが獣医療におけるオンライン診療は、将来的に当たり前の選択肢になっていくと思います

 

―重信先生、お話を聞かせていただきありがとうございました!


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